祖父への贈り物に、クロスワードパズルの雑誌を2冊買いました。本屋をでて坂をくだっていくと、問屋街の途中にペットショップを発見。天井まで小動物のガラスケースが並んでいる。

ふと床を見ると、陳列棚から脱走したのか 1匹ハムスターが走っている。つかまえようとしてもつかまらない。どこからか来た猫がハムスターを追いかけ始めたので、どうにか猫からハムスターをもぎ取った。このとき、ハムスターの頭毛がすこし禿げてしまいました。

このハムスターを、会計せずに家につれてかえろうと決める。店員(中年、やせ気味の女性)に気づかれないように、ハムスターをかばんに忍ばせ、ここで飼育檻だけ購入していくことにする。 小脇にかかえたかばんでは、ずっとハムスターが動いている。

傷つけないように社員証や化粧ポーチはとりだし ペットショップの床に。あばれてかばんからこぼれ落ちないか 不安だし、かといって動かなくなると 死んだかと心配になる。

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飼育檻は、10,000円から880,000円くらいまでと、さまざまである。円柱型をしたパステルカラーの鉄製で、買い足せば2段、3段とかさねられるタイプがポピュラーだという。けれど楕円形のはばが狭く、ハムスターの遊具(滑車)をとりつけることができない。

ちょうどいい檻がぜんぜん無い。

店員は親切に、次々と飼育檻を見つくろってくれる。そうしている間も、わたしは終始 小脇のハムスターを気にしている。動いていないハムスターに気づく。あわてて陳列棚のかげに隠れ 揺さぶってやると、ハムスターは熟睡しているだけだった。ハムスターはよく眠る。

そのうち、ほかの店員が2人 自衛隊から帰ってくる(体格がいい男性)。彼らは女性店員(店長だったことを知る)よりも小動物の檻について知識がある。彼らは英語講師もかけもちしているそうで、このやりとりの中で わたしの親しい友人が英語レッスンの予約をしにきていた。

女店長はいつのまにか、店の事務所にいた。事務所から「来なよ」と声がかかる。「いい飼育檻ができたよ」

むかうと、ガラスケースに蛍光の電飾がたれさがり、夜の繁華街のジオラマができている。これではハムスターが感電してしまう。というと、女店長は「わたしはジオラマ作りが趣味なんだよ。ハムスターの檻なんか知らないけど」と突き放される。かけつけた男性店員、近所のひとたちも集まり ジオラマの完成をよろこんでいる。

ガッカリしたわたしは、飼育檻をあきらめて帰ろうと思う。

ところがここで、ハムスターがかばんから出てきてしまい 男性店員に恐らく気づかれてしまう。あわててハムスターをつかみとり、荷物をすべて置いてペットショップを去る。

帰宅し、プラスティックの衣装ケースでハムスターの住居を用意することにする。母親も手つだってくれた。アーモンド菓子がはいっていた スヌーピーの木箱が、寝床にちょうどいい。ティッシュペーパーをたくさん敷いてやる。遊具は明日どこかで買おうと思う。

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