f:id:nbzdog:20140421125748j:plain

餃子をたべるために、とある町で友人とおちあう。町はおおきな規模の美術学校が中心にあり、その日は偶然 美術のおまつりをしているようだった。餃子の喫茶店にはいる。赤茶のひくい皮ソファに、ガラステーブルの席にとおされる。床は新聞紙。天井はひくく 定期的に真上を電車がとおる。窓は学校の理科室のようなタイプで、開いている。窓のそとからゾンビに扮した男が ずっと店内を見張っていて、ときどきパフォーマンスをはじめる。iPhoneで写真撮ってもいいですか、と何回かシャッターを押すが 全部ぼやけていて「インスタグラムに載せられないな」と内心ガッカリした。店主は わたしがもともとファンの芸術家だったので、サイドテーブルに並んでいた画集を買う。

廊下にでて長椅子に腰掛けていると、背の低い浮浪者風の男がとなりにすわり「タレントになりませんか」と声をかけてきた。拒否してもアンケート用紙をわたされ 個人情報(電話番号など)の記入を求められる。断り続けていると 知人があらわれて「こういう場合は電話番号くらいは残しておくものだ。デメリットはなにもない」と諭されて、「この人本当に苦手」と感じる。

顔見知りの犯罪の現場(暴力的なこと)をおそらく目撃してしまう。町のなかを隠れたり 逃げたりしなくてはならない。倉庫や、落ち葉まみれの金網をくぐって逃げる。半分あまざらしの倉庫に、頼りになる知人がくらしている。たずねると となりの部屋に先程の浮浪者風の男が ぼろに包まって寝ている。気づかれないように知人の部屋へ。せまくて桃色の布団がたくさん重なっている。知人のすがたは なぜか蛍光桃色のビニールでできた、ドラえもんである。

教室にむかう。今日 梶井基次郎が亡くなったことをニュースで知る。となりを歩く知人に、レモンがどうこうとか話しかけたら トンチンカンな返答をされて「教養ないんだ」と内心あざわらう。

Remove all ads