窮屈な風呂場にいる。わたしは乳飲み子を抱えている。風呂場にはもう一人、ショートヘアの女性がいて、乳飲み子のパパの、本妻だそうだ。わたしはわが子との、初めての入浴に緊張してる。子どもを寝かせたわたしの両太ももは、ものすごく太ましい。本妻は人当りのよい女性で、石鹸をあわだててくれる。

風呂をでると休憩所には、巨大な炬燵が有り、男女がくつろいでいる。

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サービスエリアの女性洗面所は、とても清潔だ。ビロードのカーテンが引いてあって、かがみも電飾で縁取られてる。向こうから高校時代の友人が、しらない女性と腕組みしながら歩いてくる。わたしと連立った別の友人は、彼女に会釈して「xxさん、結婚して幸せそうでよかったね。素敵な旦那様で。」とわたしに耳打ちする。「旦那様には、あったこと無いから知らないよ」と言いかけて、先程腕組みしてた女性が、彼女の夫だと悟る。

そういえば先日、わたしは彼女の結婚式を欠席したのだ。